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葬祭の
  ”ある日の急に備える”






葬祭について

一人の人間の死を迎えたときの心得として、その人との最期のお別れということですから、できるだけのことをしてさしあげるのが、残された者の務めと言っても良いでしょう。葬祭は、残された者同士が生き残った者たちのために行う儀式です。生前自分たちと近しい血縁にあった故人が死後の世界でもどうか幸福になって欲しいという願いの表現であると共にその故人と少しでも関係のあった人々に対してのお別れのときです。参列者にとりましては、故人または遺族となんらかな関係を持っていたことを、香典や供花の手配といった形で表現できます。これからの葬祭は、故人に対する追慕と感謝といったことが強調されてくると思われます。そういった心を持って、形式のみにとらわれることなく、主催者も参列者もプライバシーも守られ故人を心から偲ぶ場として大切なことです。
 葬祭        三ツ木                                          
                               三ツ木
           お葬式は、
     先ずご相談からです。

                               
  私達にとって最大の悲しみは、実は自分自身が死ぬことよりも自分がこの世で愛してきたものを失うことと思われます。特に自分がこの世に送り出してくれた直接の原因であった父や母を失うことは、その時の年令によって多分の違いはありますが、人生の不幸の中で最大なもののひとつであることだけは間違いないでしょう。どんな宗教に対して無関心な人でも、自分の親の葬祭を出さないで平気な人は、先ずいないでしょうし、仮に遺言の中に「自分が死んでも葬式を出す必要はない」と書いてあったとしても、それでは、遺族の気持ちがおさまらないし、実際問題としては様々な理由によって葬祭が行われるのが普通であります。単に亡くなった方に対する追善や供養という亡くなった方自身にとっての意味だけではありません。生き残った私達にとっての亡くなった方に対する追慕・感謝・尊敬の気持ちを表現する場という意味を持っています。